概要
川嶋 あい
概要
川嶋 あい(かわしま あい、1986年2月21日 - )は、福岡県福岡市早良区出身の日本の女性シンガーソングライター、ピアニストです。本名は川島 愛。つばさエンタテインメントグループのダブルウィングに所属しています。2002年から始めた路上ライブは2005年に1,000回に達し、「路上の天使」と呼ばれました。2003年にI WiSHのボーカルとしてデビューし、「明日への扉」がヒット。ソロの代表曲に「見えない翼」「My Love」があります。透明感のある声は「天使の歌声」と称され、発展途上国での学校建設支援や被災地での無料ライブなど社会貢献活動にも取り組んでいます。
経歴
生い立ち
実父は出生前に行方不明で、実母も出産後に体調を崩し、3歳で死別しました。乳児院、児童養護施設を経て、建設会社を経営する川島家に養女として引き取られ、10歳で養父を、16歳で養母を亡くしています。極度の人見知りを改善するため音楽教室に通い、演歌歌手を志して北島三郎らの公演の前座を務めたこともありました。10歳の頃にはニューヨークのカーネギー・ホールの舞台にも立っています。
演歌デビューと路上ライブ(1999〜2004年)
1999年5月、中学2年生で「十六恋ごころ / あなたに片想い」で演歌歌手としてデビューしましたが売れず、数ヶ月で断念しました。2001年に上京して堀越高等学校に入学し、のちクラーク記念国際高等学校に転校して2004年3月に卒業。2002年2月19日に東京・四谷で路上ライブを開始し、のち渋谷に拠点を移しました。同年6月にはキーボード弾き語りスタイルで本格化し、「自主制作CD手売り5,000枚」「路上ライブ1,000回」「渋谷公会堂でのワンマン・ライブ」という3つの目標を掲げました。2003年5月にCD手売り5,000枚を達成、8月20日に渋谷公会堂でのライブを実現し、I WiSHのボーカルaiであることを告白しました。I WiSHの「明日への扉」は90万枚以上を売り上げるヒットとなりました。2004年12月には沖縄でのファンツアーで「47都道府県ライブ」を達成しました。
ソロ活動(2005〜2010年)
2005年3月24日にソロ活動に専念するためI WiSHを解散。3月30日、渋谷駅ハチ公前で路上ライブ1,000回を達成し、1,000人以上が集まりました。4月6日のシングル「絶望と希望」はオリコン9位、5月18日の初のフルアルバム「12個の歌」は5位を記録しました。2007年2月14日の「My Love」(フジテレビ「あいのり」主題歌)は週間5位でインディーズ女性ソロ最高位となり、同年のオリコン年間インディーズシングルランキング2位となりました。「Compass」は「劇場版ワンピース エピソードオブアラバスタ」の主題歌で、本人は声優にも挑戦しました。2006年にはTHE AURIS (SUPER) BANDに参加し、「MY WAY」がTOYOTA AURISのCMソングに起用されました。2008年6月4日にはデビュー5周年記念のベスト盤『SINGLE BEST』『COUPLING BEST』を同時発売しました。
2008年12月からニューヨークに2ヶ月間語学留学し、2009年4月に全米桜祭り(ワシントンD.C.)の最終日メイン歌手、5月にブルックリン植物園の桜祭り、5月31日にセントラル・パークの「Japan Day」(テーマ曲「大丈夫だよ」)に出演しました。2010年にはアンディ・チェイスと「カケラ」を英語でリメイクした絵本つきCD「そらいろ〜Simple Treasure〜」を発売し、12月にはジョー・サンプルがプロデュースした「I Remember」を発表。8月20日には東京国際フォーラムAホールで過去最大規模のライブを開催しました。
社会貢献活動
2005年にエチオピアの児童養護施設、2006年にブルキナファソ、2008年にカンボジアの学校建設を支援し、「国際協力NGO アイ ラブ ワゴン」を設立。リベリア、東ティモール、バングラデシュなどにも支援を広げ、100校建設を目標としています。2011年の東日本大震災後には宮城県南三陸町の戸倉小学校の卒業生を訪ね「旅立ちの日に…」を共に歌い、8月21日の延期された卒業式にも出席してピアノ弾き語りで合唱しました。
2010年代以降
毎年、養母の命日の8月20日にメモリアルコンサートを開催し、2012年には渋谷公会堂で10年前と同じセットリストで約2,000人の前に立ち、新曲「ジャングル」を披露しました。2014年6月に「Shutter」、2015年7月にシングル「とびら」、10月に「Be Your Side」を発売。その後「シンクロ」(2017年)、「しおり」(2018年2月)、「BIRTHDAY」(同年10月)、アルバム「Ai ×」(2019年5月)、「針の穴」(2020年6月)を発表しました。2020年は新型コロナの影響で8月20日公演とツアー「針の穴」が延期ののち全公演中止に。2021年3月には藤巻亮太を迎えた「どうにか今日まで生きてきた」をリリースしました。2022年5月に声帯の手術を受け、2023年の公演を最後に8月20日ライブを終えると発表。2023年6月に「Document」、8月20日にベスト「My Own Pieces〜The Best Selection of Ai Kawashima〜」(3枚組)、2024年4月に「絆」、2025年5月に「明日への扉 - From THE FIRST TAKE」を発表しています。
音楽性
ピアノ・キーボード弾き語りを軸にした、自作曲中心のJ-POPシンガーソングライターです。路上ライブの経験が音楽の土台になったと語っており、透明感のある声が持ち味です。尊敬するアーティストは尾崎豊。楽曲はアニメやゲームにも起用され、「絶望と希望」は『シャイニング・フォース ネオ』、「ドアクロール」は『ファイナルファンタジー・フェイブルズ チョコボの不思議なダンジョン』、「君の声」は『星を追う子ども』に使用されました。
ディスコグラフィー

明日への扉 - From THE FIRST TAKE
1 tracks

絆
1 tracks

My Own Pieces〜The Best Selection of Ai Kawashima〜Disc3
10 tracks

My Own Pieces〜The Best Selection of Ai Kawashima〜Disc1
10 tracks

My Own Pieces〜The Best Selection of Ai Kawashima〜Disc2
10 tracks

Document
5 tracks

どうにか今日まで生きてきた (feat. 藤巻亮太)
1 tracks

針の穴
8 tracks

Ai ×
12 tracks

BIRTHDAY
1 tracks