
概要
Bialystocks
概要
Bialystocks(ビアリストックス)は、日本のオルタナティヴ・ロックバンド/ポップ・デュオです。ボーカルの甫木元空とキーボードの菊池剛の2人からなり、2019年に結成されました。2022年にアルバム『Quicksand』でメジャーデビューし、ポニーキャニオン内のレーベルIRORI Recordsに所属しています。
バンド名は、菊池が「全台詞記憶するほど観た」という映画『プロデューサーズ』の主人公の名「Bialystock」に由来します。
メンバー
- 甫木元 空(1992年生まれ):ボーカル・ギター・コルネット・作詞・作曲。埼玉県越生町出身、多摩美術大学映像演劇学科卒業。2017年より高知県在住で、映画監督・映像作家・小説家としても活動しています。
- 菊池 剛:ピアノ・シンセサイザー・ギター・ベース・ビブラフォン・プログラミング・ボーカル・作詞・作曲・編曲。幼少期からピアノや作曲を学び、ニューヨークへの語学留学でジャズの影響を受け、帰国後はジャズピアニストとして活動を開始しました。フランク・シナトラ、コール・ポーター、ジョージ・ガーシュウィンなどの影響を挙げています。2019年12月7日に第39回浅草JAZZコンテストのボーカル部門グランプリを受賞。大橋トリオ、イハラカンタロウ、大石晴子らのライブ・サポートや、イハラカンタロウ、小林私、TOMOOの音源制作にも参加しています。
- 初期メンバー:ギターの清水大史、ドラムの武良泰一郎(2019年〜2021年頃)。
来歴
2019〜2021年:結成と1stアルバム
2019年2月10日、東京・中野plan-Bで行われた甫木元監督の映画『はるねこ』の生演奏上映会をきっかけに4人で初めて演奏しました。劇伴の再演だけの企画でしたが、オリジナル曲を作ることになりBialystocksが始動します。同年6月19日に初のデジタルシングル「Emptyman」を配信し、2021年2月17日にインディーズ1stアルバム『ビアリストックス』を発表しました。収録曲「I Don't Have a Pen」はNTTドコモ「Quadratic Playground」のWEB CMソングに選ばれました。本作発表後、メンバー間の意見の相違からほかのメンバーが脱退し、2人編成となります。ジャケットには当時のメンバー武良泰一郎の絵画が使われました。
2022年:メジャーデビュー
- 1月26日:1st EP『TIDE POOL』をリリース。
- 4月:初の書き下ろしドラマ主題歌として「差し色」がテレビ東京ドラマ25「先生のおとりよせ」のEDテーマに起用されました。
- 10月:初のワンマンライブ『第一回単独公演 於:大手町三井ホール』を開催し、即日ソールドアウト。同月IRORI Recordsと契約しました。
- 11月25日:甫木元監督、Bialystocks劇伴の映画『はだかのゆめ』が公開。
- 11月30日:メジャー1stアルバム『Quicksand』をリリース。Billboard JAPAN Hot Albumsで62位を記録しました。
2023〜2024年
2023年1月25日、初の海外公演として台湾のNeon Oasis Festに参加。1〜2月に大阪・愛知・東京で初のワンマンツアー「Quicksand Tour 2023」、6〜9月に全6公演の「2nd Tour 2023」を行いました。2024年9月、「差し色」がキリンビバレッジ 生茶のCMソングに起用され(2025年7月からの編でも使用)、10月2日にメジャー2ndアルバム(通算3作目)『Songs for the Cryptids』をリリース、全国7か所のリリースツアーを実施しました。11月8日には、主題歌と劇伴を務めた綾瀬はるか主演の映画『ルート29』が公開されています。Bialystocks Tour 2024の東京公演では、6月22日に亡くなったジャケットの画家・竹崎和征の作品をステージに飾りました。
2025年
4月に東京・大阪でワンマンツアーを行い、書き下ろし曲がGLOBAL WORKのCMソングに使用されました。8〜11月には全国19か所の「二人編成ツアー2025」を開催し、13会場では完売した夜公演に加えて昼公演を追加。ツアーの模様は甫木元による短編映像とテキストのDiaryとして公開されました。11月には7人編成の「Bialystocks 2+5 TOUR」を開始しました。
2026年
1月5日、テレビアニメ「違国日記」のエンディングテーマ「言伝」を配信リリース。フジテレビ系ドラマ「ラムネモンキー」の主題歌「Everyday」と劇伴も担当しました。1月9日に「2+5 TOUR」ファイナルを東京で開催し、3月4日にはドラマのオリジナルサウンドトラックをリリース(CD26曲、配信34曲)。7月15日には初の日本武道館公演を行い、約1万人を動員してチケットは完売、同日に年内リリース予定の4thアルバム(タイトル未定)を発表しました。7月25日にはフジロックフェスティバル'26に初出演し、いきなりグリーン・ステージに登場しました。
音楽性
ジャズ、1940〜50年代のミュージカル映画音楽、Jポップ、ブリティッシュロック、フォークなどを自由に織り込む楽曲と、甫木元の伸びやかな歌声が特徴です。菊池はアメリカのスタンダードポップス、甫木元はビートルズやカーペンターズが流れる家庭で育ち、異なる音楽的土壌を持ちます。菊池は「甫木元の存在によってJポップ的な要素が必ず入ってくる」と語り、自身の作曲にアメリカ音楽の要素を借りる一方、甫木元のボーカルがより日本的な響きを与えると考えています。
Billboard JAPANは『Quicksand』を、ジャズを根にソウル、フォーク、ロック、アンビエント、エレクトロニックを含む「ボーダーレス」なポップ作品と評し、『Songs for the Cryptids』はソウルポップやビートルズ風ロックを含み、甫木元の声に「ゴスペルの清らかさ」と「フォークの温かさ」があると評されました。『TIDE POOL』についてはミュージカルの影響が「ビジュアルな歌詞とサウンド」に表れていると評されています。
評価
- Spotify「RADAR:Early Noise 2022」に選出。
- 「EIGHT-JAM」2022年年間ベスト10で、蔦谷好位置が「灯台」を2位に選出。
- 「CDショップ大賞2023」で『Quicksand』が四国ブロック賞、「CDショップ大賞2025」で『Songs for the Cryptids』が入賞作品<青>に選出。
エピソード
北村匠海は弟の影響でファンになり、あいみょんにも紹介しました。その縁で甫木元があいみょん「ざらめ」のMV監督を務めています。横浜DeNAベイスターズの井上朋也選手は登場曲に「差し色」を使用しています。
ディスコグラフィー

一瞬
1 tracks

Everyday
1 tracks

言伝
1 tracks

Songs for the Cryptids
10 tracks

Songs for the Cryptids
10 tracks

Kids
1 tracks

近頃
1 tracks

近頃
1 tracks

幸せのまわり道
1 tracks

幸せのまわり道
1 tracks
