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GLIM SPANKY

GLIM SPANKY

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概要

GLIM SPANKY

概要

GLIM SPANKY(グリムスパンキー)は、ボーカル・ギターの松尾レミとギターの亀本寛貴による日本のロックユニットです。長野県出身で、UNIVERSAL MUSIC JAPANの社内レーベルVirgin Music(旧EMI R)に所属しています。1960〜70年代のロックやブルースを基調にしつつ、独自の感性と現代的な感覚で昇華させたサウンドが特徴で、松任谷由実、野宮真貴、佐野元春、桑田佳祐、加山雄三ら多くのミュージシャンから絶賛されています。二人の野望は「日本語の楽曲で世界に打って出ること」です。これまでにスタジオ・アルバムを7作発表しており、2017年の『BIZARRE CARNIVAL』が最高のチャート成績を記録しています。

来歴

結成からメジャーデビュー前

2007年、長野県松川高等学校1年生だった松尾レミが文化祭でコピーバンドをやるために中心となって結成しました。ドラマー以外は全員初心者で、文化祭後にギターとベースが辞め、1学年上の亀本寛貴らが加入しました。当初はELLEGARDEN、BUMP OF CHICKEN、ASIAN KUNG-FU GENERATIONなどをコピーしていましたが、すぐにオリジナル曲を作り始め、その頃から松尾がソングライティングを手掛けていました。

2008年12月、ソニーミュージック主催の「ロック番長」で優勝。2009年5月には長野県飯田市の野外フェス「Famers' Heaven09」に出演し、8月の「閃光ライオット」では全国5500組の中から14組のファイナリストに選ばれ、オムニバスに「焦燥」を提供してレコーディングデビューしました。当時亀本は愛知学院大学に進学しており、週1回長野に帰ってバンド活動をしていました。

2010年2月、地元に残るドラム(三島拓)とベース(尾澤和也)が脱退。松尾は日本大学芸術学部への進学を決め、亀本も埼玉県の大学を受け直して上京し、4月に活動を再開しました。当初はサポートメンバーを入れず二人のアコースティック編成で演奏し、FoZZtoneのオープニングアクトを務めたことを機に事務所Amnisと契約しました。同年11月には渋谷芸術祭上映のドキュメンタリー映画「ROAD SIDE#2010」に出演し、2011年の「ROAD SIDE#2011」にも出演。2012年12月には亀田誠治主催「子亀祭」に出演しました。2013年12月4日、SPACE SHOWER MUSICから初の全国流通盤『MUSIC FREAK』をリリースし、2014年3月にツアー「FREAK ON THE HILL」を開催しました。

メジャーデビュー後

2014年6月11日、EMI R(現・Virgin Music)より1stミニアルバム『焦燥』でメジャーデビュー。プロデュースは石渡淳治で、アデル「Rolling in the Deep」と荒井由実「ひこうき雲」のカバーを収録しています。8月7日にChelsea Hotelで初のワンマンライブを行い、スズキのCMで松尾が歌ったジャニス・ジョプリン「Move Over」のカバーをきっかけに、11月28日に300枚限定の7インチ・レコードとして自らのバージョンを発売しました。この年、松尾はアナログフィッシュ「Nightfever」にゲスト参加しています。

2015年2月18日に1stシングル「褒めろよ」を発売し、テレビ東京系ドラマの主題歌に採用されました。亀本はこの2015年をブレイクの転機と振り返っています。5月に映画主題歌「大人になったら」を限定アナログで発表し、7月に「リアル鬼ごっこ」をリリース、フジロックフェスティバルのRED MARQUEEに出演しました。7月22日には石渡淳治と亀田誠治のプロデュースによる1stアルバム『SUNRISE JOURNEY』を発表。収録の「WONDER ALONE」はアニメ「秘密結社 鷹の爪 DO」のエンディング曲で、二人が自身をモデルにしたキャラクターの声を担当しました。10月には赤坂BLITZでワンマンライブを行い、みうらじゅん賞を受賞、MTV VMAJ 2015のNext Break Artistにノミネートされました。

2016年1月に2ndミニアルバム『ワイルド・サイドを行け』を発表し、3月21日には渋谷eggmanで「第1回Virgin Rocks」のホストを務めました。4月には「秘密結社 鷹の爪 GT」のエンディングテーマに「夜明けのフォーク」が選ばれ、実写パートにも出演。ビートルズのトリビュート盤にも「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」のカバーで参加し、7月20日に2ndアルバム『Next One』をリリースしました。2017年9月13日に3rdアルバム『BIZARRE CARNIVAL』を発表し、10月14日から『BIZARRE CARNIVAL Tour 2017-2018』を開催しました。

2020年10月18日、第25回「信毎選賞」を受賞。2025年10月には松尾が体調不良により出演予定のイベントなどを辞退したことを発表しました。同年11月20日にはNHK総合「The Covers ザ・ビートルズナイトⅡ」に出演しています。ラジオ、テレビなどにも出演しており、亀本は桑田佳祐「なぎさホテル」(2022年)のMVにも出演しました。

音楽性

クラシック・ロックを軸にしながらも、現代のシーンに背を向けず、単なる再現でもない「自分たちにしか出せない音」を目指しています。機材はヴィンテージにこだわらず、最新機器で現代人がぞくっとくる音を探求しています。バンド名は松尾が好きなケルト文化や幻想文学に由来し、ゴブリンの持つ“GLIM(灯火、かすかな光)”の幻想性と、音楽業界に殴り込むという意味の“SPANK(平手打ち)”の攻撃性を掛け合わせ、「幻想的な曲もあれば攻撃的な曲もある」という音楽性を表しています。楽曲の多くは松尾が作詞作曲し、歌詞と短い弾き語りデモを二人でブラッシュアップ。その後亀本がギターリフやベース・ドラムのフレーズ、ビート感を詰めていきます。松尾はビートルズ、ザ・ホワイト・ストライプス、ジャック・ホワイトらに、亀本はジミ・ヘンドリックス、クリーム、レッド・ツェッペリン、レディオヘッドらに影響を受けています。日本語で歌いながら世界に通用するロックサウンドを追求しています。