概要
宮本浩次
概要
宮本浩次(みやもと ひろじ、1966年6月12日 - )は、日本のシンガーソングライター、歌手、俳優、元童謡歌手です。ロックバンド・エレファントカシマシのボーカリスト兼ギタリストであり、音楽プロデューサーとしても活動しています。東京都北区赤羽出身で、株式会社elephants所属、レコード会社はユニバーサルミュージックです。愛称はミヤジ。2018年にソロ活動を本格始動し、2021年にはカバーアルバム『ROMANCE』で芸術選奨文部科学大臣賞と日本ゴールドディスク大賞「企画・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
経歴
少年期と童謡歌手時代
小学3年生から5年生までNHK東京児童合唱団に在籍し、声楽指導を受けました。ソロを任されるほどのボーイ・ソプラノのスター的存在で、ウィーン少年合唱団との交流もあったといいます。1976年9月1日、NHKみんなのうた「はじめての僕デス」でソロ歌手デビュー(東芝EMIより発売)。各レコード会社が競作で発売する中、10万枚のヒットとなりました。ジャケットの名前表記は漢字ではなく「みやもとこうじ」とルビが振られていました。
エレファントカシマシと俳優活動
中学時代の1981年に同級生とエレファントカシマシを結成し、1989年にエピックレコードジャパン(Epic/Sony)からメジャーデビューしました。バンドは2023年時点も活発に活動しています。デビュー以来30年間、楽曲提供やプロデュースの依頼を承諾したことがありませんでしたが、俳優の高橋一生からの依頼には快諾しました。
『HEY!HEY!HEY!』出演をきっかけに浜田雅功の推薦を受け、2000年にTBS系ドラマ『Friends』で売れない放送作家役として役者デビュー。ザテレビジョンドラマアカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。2016年にはフジテレビ『俺のセンセイ』で主演を務めています。2004年には是枝裕和プロデュースの音楽ドキュメンタリー『扉の向こう〜宮本浩次という生き方』が放送され、アルバム『扉』のレコーディング風景が記録されました。
試練
2003年夏、金銭管理を任せていた人物に財産を持ち逃げされる出来事がありました。2012年9月には左耳が聞こえなくなり急性感音難聴と診断され、手術を受けて回復したものの聴力が安定せず、10月にライブ活動休止を発表しました。これを機に禁煙にも成功しています。
ソロ活動
2018年、椎名林檎とのデジタル・デュエットシングル「獣道」(日本テレビ系『news zero』テーマ曲)でソロ活動を本格始動し、同年の第69回NHK紅白歌合戦にソロで初出場しました。2019年には東京スカパラダイスオーケストラ「明日以外すべて燃やせ feat.宮本浩次」でSPACE SHOWER MUSIC AWARDSベストコラボレーションを受賞。2020年に初のソロ・フルアルバム『宮本、独歩。』をリリースし、同年WOWOWライブで『宮本、独歩。ひきがたり』が配信されました。2021年に初の歌謡曲カバーアルバム『ROMANCE』を発表。2022年の誕生日には初の映像作品DVD『縦横無尽 完結編』をリリースし、2024年2月にはNHK BSプレミアム4Kで『宮本浩次“ロマンスの夜 −有楽町−”』が放送されました。これまでにアルバム4作、フィジカルシングル5作、デジタルシングル4作、DVD/BD2作を発表しています。
音楽性
ロックを土台に、歌謡曲やJ-POPにも広く通じています。幼少期はベートーヴェンなどのクラシックや沢田研二らの流行歌・歌謡曲を好み、中学ではディープ・パープル、レインボー、レッド・ツェッペリン、ローリング・ストーンズに傾倒、RCサクセションの『BLUE』は全曲コピーしたほどでした。最も影響を受けた尊敬するミュージシャンは忌野清志郎です。合唱団で培った声楽の素養により、裏声を含め声域がhihiAを超える曲も制作しています。