
概要
杉山清貴
概要
杉山清貴(すぎやま きよたか、1959年7月17日生まれ)は、神奈川県横浜市磯子区出身の日本のシンガーソングライターです。シティ・ポップを代表するシンガーの一人とされ、透き通った爽やかなハイトーンボイスでマリンリゾートや都会の煌びやかなライフスタイルを歌い、1980年代のバブル景気前夜から全盛期にかけて人気を博しました。1983年から1985年の杉山清貴&オメガトライブでの活動が最も知られており、1986年のソロ転向後も変わらない音楽性でヒットを重ねました。2020年以降の世界的なシティ・ポップムーブメントにより海外でも人気が高まり、2023年5月時点では日本よりアメリカで最も聴かれていました。ソロでは通算27枚のアルバムを発表し、デビューアルバム『Beyond…』(1986年)はオリコン1位を獲得しています。
経歴
生い立ちとアマチュア時代
警察官の父と、自宅で日本舞踊と常磐津の師匠をする母のもとで育ちました。幼少期は母から三味線を習い、漫画家を夢見ていましたが、小学4年生の頃にビートルズに衝撃を受け、音楽へと関心が移りました。ジョージ・ハリスンとそのフェンダー・ストラトキャスターに憧れ、井上陽水や吉田拓郎などの日本のフォークにも影響を受けました。中学時代に初のオリジナル曲『ことほどさように』を作り、中学2年生でビートルズのコピーバンド『バンパイヤ』を結成しました。高校2年生の時に椎野恭一から誘われてバンドLAMBのヴォーカルとなり、地元のライブハウスに出演しました。高校卒業の頃に音楽を続ける決意を固め、父の助言を受けてライブハウスでアルバイトをしながら一人暮らしを始めました。
オメガトライブ時代(1980〜1985年)
1979年にきゅうてぃぱんちょすにヴォーカルとして加入し、1980年の第19回ポピュラーソングコンテストに『GOSPELの夜』で出場して入賞しました(第20回では入賞なし)。メジャーデビューの誘いはオリジナル曲の完成度に納得できず断っていましたが、当時トライアングル・プロダクション社長の藤田浩一が注目し続け、デビューのきっかけを作りました。藤田は「楽曲はレコード会社が用意する」「レコーディングは超一流のミュージシャンが行う」という条件を提示し、バンド名は「杉山清貴&オメガトライブ」となりました。1983年4月、VAPからシングル『SUMMER SUSPICION』でデビューし、『君のハートはマリンブルー』(1984年)、『ふたりの夏物語 -NEVER ENDING SUMMER-』(1985年)、『サイレンスがいっぱい』(1985年)などのヒットを生みました。1985年末、シングル『ガラスのPALM TREE』とアルバム『FIRST FINALE』を最後に、セッションミュージシャンが録音を担うことへの不満などから人気絶頂期に解散しました。
ソロ活動
1986年5月、『さよならのオーシャン』でソロデビューし、20万枚のヒットとなりました。続いてデビューアルバム『Beyond…』がオリコン1位を獲得し、次のシングル『最後のHoly Night』はオリコン2位となりました。1987年の『水の中のAnswer』はソロ初のオリコン1位で、同年の『Shade』、1988年の『風のLonely Way』も1位を記録しました。1986年には映画『アイドルを探せ』で菊池桃子の兄役を演じています。1988年にはOVA『湘南爆走族4』の主題歌『BOYS OF ETERNITY - 永遠の少年達 -』を発表しました。1989年にはカルロス・トシキ&オメガトライブのアルバム『Be Yourself』に『Last Train』を提供しました。
1990年5月30日にワーナー・パイオニアへ移籍し、5作目のアルバム『Sprinkle』がオリコン1位となりました。1990年代にはハワイを第二の拠点として日本と行き来し、1996年からはツアーの中で日比谷野外大音楽堂公演を毎年行うようになりました。2000年にVAPへ再移籍し、のちにホリプロを離れてマスターワークを設立、同社は後にアイランド・アフタヌーンとなりました。2004年にはオメガトライブのメンバーと初めてコンサートで再会しました。
2013年のデビュー30周年にキングレコードへ移籍し、セルフカバーアルバム『I Am Me』を発表しました。2016年のソロデビュー30周年には日比谷野外大音楽堂でライブを行い、アルバム『OCEAN』を発売しました。2017年に『Driving Music』、2018年には『MY SONG MY SOUL』を発表し、オメガトライブ結成35周年の全国ツアーとソロツアーも行いました。2019年にライブアルバム『The open air live “High & High 2018” Complete』を発売し、ももいろ歌合戦に初出場しました。2020年には3年ぶりのアルバム『Rainbow Planet』を発表しましたが、新型コロナウイルスの影響でツアーを延期しました。同年12月にはファンクラブをコミュニティ型の「Fanicon」上の「Island afternoon online」にリニューアルし、12月27日には東京国際フォーラム ホールCで「High & High 2020 Special Edition in Winter」を開催、2016年以来のフルバンドライブをWOWOWで生中継しました。
2022年には『beyond... -35th Anniversary Edition-』『realtime to paradise -35th Anniversary Edition-』、ベスト『35(+3) SUMMERS』(VAP盤・ワーナーミュージック・ジャパン盤)が発売されました。2023年のデビュー40周年には、シングル『Nightmare』『Too good to be true/Nightmare』、アルバム『FREEDOM』、ベスト『All Time Best』をリリースしました。
音楽性
透き通ったハイトーンボイスと新しいシンセサイザーを活かしたサウンドで、シティ・ポップのイメージを形作ったアーティストの一人と評されます。海、リゾート、都会的なライフスタイルが主なテーマです。ビートルズなどの洋楽ロック、吉田拓郎や井上陽水といった日本のフォークロック、高校時代に傾倒したサンタナなどのアメリカンロック、きゅうてぃぱんちょす時代に影響を受けたドゥービー・ブラザーズ、さらにR&Bやオーティス・レディングからも影響を受けています。ウェリントン型サングラスとソフトスーツ姿がトレードマークで、これはオメガトライブをプロデュースした藤田浩一のイメージ戦略によるものでした。現在は鎌倉に居住しています。
ディスコグラフィー

見上げた春の空
1 tracks

FREEDOM
9 tracks

Too good to be true/Nightmare
2 tracks

Nightmare
1 tracks

realtime to paradise -35th Anniversary Edition-
16 tracks

35(+3) SUMMERS Sugiyama, Kiyotaka Single Collection -VAP Edition-
36 tracks
![35 (+3) SUMMERS Sugiyama, Kiyotaka Single Collection [Warner Music Japan Edition]](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fjpopwiki-assets-prod.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2Falbums%2F0g3rKWjKcFMxgztHo73LJ9%2Fcover.jpg&w=3840&q=75)
35 (+3) SUMMERS Sugiyama, Kiyotaka Single Collection [Warner Music Japan Edition]
34 tracks

beyond... -35th Anniversary Edition-
16 tracks

Rainbow Planet
11 tracks

Hand made
1 tracks
