
概要
鈴木雅之
概要
鈴木雅之(すずき まさゆき、1956年9月22日 - )は、東京都大田区大森出身の日本の歌手、ボーカリスト、音楽プロデューサーです。ラッツ&スターのメンバーで、愛称は「Martin(マーチン)」。姉は歌手の鈴木聖美です。サングラスと口ひげがトレードマークで、ドゥーワップ、R&B、ソウルミュージックを基盤にラブソングを中心に歌ってきたことから「ラヴソングの王様」と称されます。ベスト・アルバム『MARTINI』『MARTINI II』はいずれもミリオンセラーを記録し、2011年に『DISCOVER JAPAN』で第53回日本レコード大賞優秀アルバム賞、2016年に同賞最優秀歌唱賞、2017年に第67回芸術選奨文部科学大臣賞(大衆芸能部門)を受賞しました。2019年以降はテレビアニメ『かぐや様は告らせたい』シリーズのオープニング主題歌を継続して担当しています。母方の祖父が大森の海苔漁師だったことから、大森海苔親善大使にも任命されました。
経歴
グループ時代
1975年、大森の仲間らとシャネルズを結成しました。当初はプロを意識せず、ドゥーワップをカバーして楽しむアマチュア・グループでした。1980年2月25日、リードボーカルとしてシングル「ランナウェイ」でメジャー・デビューし、同曲はミリオンヒットを記録しました。「トゥナイト」「街角トワイライト」などを発表し、一部楽曲の作曲も手がけました。1983年にラッツ&スターへ改名し、「め組のひと」「Tシャツに口紅」などを発表。アルバム『SOUL VACATION』は大瀧詠一がプロデュースしました。グループは1996年に解散しています。
ソロ活動
1986年、「ガラス越しに消えた夏」でソロ・ボーカリストとしてデビューしました。ソロ1作目の発売日は「ランナウェイ」発売日の翌日でした。同年のアルバム『Mother of Pearl』に続き、『Radio Days』(1988年)、『Dear Tears』(1989年)、『Mood』(1990年)、『Fair Affair』(1992年)、『Perfume』(1993年)、『She See Sea』(1994年)、『Carnival』(1997年)などを発表しました。大澤誉志幸、山下達郎、小田和正、レイ・パーカー・ジュニアらのプロデュースや楽曲提供を受け、ラブソングを中心とする作品を届けました。
1990年代前半には「もう涙はいらない」「恋人」「違う、そうじゃない」「渋谷で5時」などを発表し、1991年にベスト・アルバム『MARTINI』、1995年に『MARTINI II』を発表、いずれもミリオンセラーとなりました。デュエットも特徴となり、1987年に姉・鈴木聖美と「ロンリー・チャップリン」、1994年に菊池桃子と「渋谷で5時」(「違う、そうじゃない」との両A面)を発表しています。
2000年代には『Medium Slow』(2000年)、『Tokyo Junction』とカバー・アルバム『Soul Legend』(2001年)、『Martini Blend』(2003年)、『Shh...』(2004年)、デビュー25周年の『Ebony & Ivory』(2005年、同作のツアーも開催)を発表しました。2007年に島谷ひとみと「ふたりでいいじゃない」、2008年にデュエット・ベスト『Martini Duet』を発表し、シングル「恋のフライトタイム〜12pm〜」で菊池桃子と再びデュエットしました。2009年には『Still Gold』を発表しています。
2011年、初のカバー・アルバム『DISCOVER JAPAN』で第53回日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞しました。東日本大震災をきっかけに始まった日本の名曲カバー企画で、『DISCOVER JAPAN II』(2014年)、『III』(2017年)、『DX』(2022年)へと続きます。2015年には初のオールタイム・ベスト『ALL TIME BEST 〜Martini Dictionary〜』を発表。2016年にはソロ30周年記念アルバム『dolce』を発表し(松任谷由実、玉置浩二、久保田利伸、岡村靖幸、横山剣、アンジェラ・アキらが参加)、同年の第58回日本レコード大賞で最優秀歌唱賞を受賞、全国22か所でコンサートも開催しました。2017年の芸術選奨文部科学大臣賞では、日本の歌謡ポップス界にアメリカのR&Bが受け入れられる素地を作り、「歌謡ソウル」ともいうべきジャンルを広めた点が評価されました。同年、大森海苔親善大使にも任命されました。2022年2月にはカバー・ベスト『DISCOVER JAPAN DX』と40周年記念ツアー映像作品を同時リリースしました。
アニメ主題歌と近年の活動
2019年2月27日、39枚目のシングル「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」をリリースし、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』のオープニングテーマに起用されました。初のアニメ主題歌で、作詞・作曲は水野良樹、サウンドプロデュースは本間昭光です。同年にアルバム『Funky Flag』も発表しました。2020年4月15日にはデビュー40周年記念アルバム『ALL TIME ROCK 'N' ROLL』と40枚目のシングル「DADDY ! DADDY ! DO ! feat. 鈴木愛理」を同時リリースし、同曲は令和2年アニソン大賞を受賞しました。
2022年6月8日、42枚目のシングル「GIRI GIRI feat. すぅ」(Silent Siren)で3期連続のオープニングを担当。同年12月には配信限定シングル「Love is Show feat. 高城れに」が『かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-』のオープニングに起用されました。2023年にダンス、ファンクを軸にしたアルバム『SOUL NAVIGATION』、2024年にアルバム『Snazzy』とツアー映像作品を発表し、2025年にはメジャー・デビュー45周年を迎えて『All Time Doo Wop ! !』をリリースしました。2025年12月10日には配信限定シングル「アブナイキオク feat. 古賀葵」をリリース。テレビスペシャル『かぐや様は告らせたい 大人への階段』のオープニングで、同シリーズ5作連続の主題歌となりました。2026年3月25日には、ソロデビュー40周年と古希を記念した3枚組デュエット・ベスト『MARTINI DUET DELUXE』をリリースし、Disc 3「King & Kaguya family」に同シリーズの主題歌5作が収録されています。
音楽的特徴
シャネルズ、ラッツ&スター時代からドゥーワップ、R&B、ソウルを基盤とするボーカリストです。姉・鈴木聖美が聴いていたレコードやラジオの影響で、少年期からR&B、モータウン、アトランティック系の音楽に親しみ、岡林信康、はっぴいえんど、RCサクセション、ユーライア・ヒープ、ジェームス・ブラウン、マーヴィン・ゲイ、レイ・パーカー・ジュニア、ルーサー・ヴァンドロスらを自身の音楽観を形成したものとして挙げています。ソロ転向後は自ら曲を書くよりも、外部作家やプロデューサーの楽曲を自分の表現として歌う「ボーカリスト」に徹し、「マイク1本でどう歌を届けられるか」を考え、バラードを丁寧に届けることを目指してきました。デュエットは競い合うものではなく、相手のよさを引き出しながら歌うものと捉えています。アニメ主題歌では「アニソン界の大型新人」(第3期以降は「永遠の大型新人」)を名乗りました。
ディスコグラフィー

Canaria
1 tracks

アブナイキオク
1 tracks

ランナウェイ - From THE FIRST TAKE
1 tracks

め組のひと - From THE FIRST TAKE
1 tracks

飾りじゃないのよ涙は
1 tracks

All Time Doo Wop ! !
49 tracks

め組のひと (2025 Ver.)
1 tracks

Snazzy
9 tracks

SOUL NAVIGATION
11 tracks

道導
1 tracks
