概要
中島美嘉
概要
中島美嘉(なかしま みか、1983年2月19日生まれ)は、鹿児島県日置郡伊集院町(現・日置市)出身の歌手、女優です。所属事務所はアワーソングス、レコード会社はソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ、公式ファンクラブ名は「LOTUS」です。2001年にテレビドラマ『傷だらけのラブソング』のヒロインとして女優デビューし、主題歌「STARS」で歌手デビューしました。日本国内で累計1,000万枚以上を売り上げ、スタジオ・アルバム5作、ミニ・アルバム1作、コンピレーション・アルバム1作がオリコン・アルバムチャートで1位を獲得しています。代表曲に「WILL」「雪の華」「桜色舞うころ」「GLAMOROUS SKY」などがあります。
略歴
デビュー前
鹿児島の山あいの集落で、三人兄妹の末っ子として育ちました。幼少期は演歌を聴き、日本舞踊を習い、ファッション誌の仕事に憧れていました。中学卒業後は進学せず、15歳から働き始め、1999年に福岡へ移ってモデルのアルバイトを始めます。もともと歌手志望ではありませんでしたが、歌を教えていた濱洋一(元three tight b)が声を聴いて歌を勧めたことが転機となりました。2000年秋、濱の曲「愛してる」を歌ったデモテープがソニー・ミュージックに送られ、ボーカルオーディション「SD SINGERS REVIEW」に合格。約3,000人が参加したドラマのヒロインオーディションにも勝ち抜きました。
2001年〜2004年
2001年10月に『傷だらけのラブソング』で女優デビュー、11月7日に「STARS」で歌手デビューしました。この曲は最大のヒット曲となっています。2002年には「CRESCENT MOON」「ONE SURVIVE」「Helpless Rain」「WILL」を続けてリリースし、ドラマ『私立探偵 濱マイク』に準主演で出演。8月28日の1stアルバム『TRUE』はオリコン初登場1位、ミリオンセラーを記録し、ミニ・アルバム『RESISTANCE』も1位を獲得しました。同年、第44回日本レコード大賞最優秀新人賞、日本ゴールドディスク大賞新人賞などを受賞し、NHK紅白歌合戦に初出場しました。 2003年には映画『偶然にも最悪な少年』に出演し、11月6日の2ndアルバム『LØVE』がオリコン1位、累計150万枚近いセールスとなりました。韓国でも5万枚を売り上げ、同国でのJ-POPトップ歌手の地位を固め、日本レコード大賞でベスト・アルバム賞、金賞、作詞賞を受賞しました。2004年には葉加瀬太郎とコラボレーションし、限定ミニ・アルバム『朧月夜〜祈り』が即日完売しました。
2005年〜2006年
2005年3月に3rdアルバム『MUSIC』が2週連続1位。9月に主演映画『NANA』が公開され、「NANA starring MIKA NAKASHIMA」名義の「GLAMOROUS SKY」(作詞:矢沢あい、作曲:HYDE)が自身初のオリコンシングル1位となり、年間の女性シングル売上1位になりました。この演技で日本アカデミー賞優秀主演女優賞・新人俳優賞を受賞。12月には初のベスト・アルバム『BEST』が発売1ヶ月でミリオンセラーとなりました。同月、ソウルでの日韓友情コンサートに出演し、翌年3月には『NANA』韓国公開に合わせて再訪韓しています。 2006年2月に「CRY NO MORE」をリリース。アメリカ・メンフィスで撮影・レコーディングを行い、ハリケーン・カトリーナの被災者支援の意思を示したことからメンフィス名誉市民の称号と市の鍵を贈られました。6月にはニューオーリンズへのチャリティー・シングル「ALL HANDS TOGETHER」を発表し、売り上げの一部を寄付しました。映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』にカメオ出演し、12月に『NANA2』と主題歌「一色」、アルバム『THE END』を発表しました。
2007年〜2009年
2007年3月に4thアルバム『YES』を発売し、4月から全国ツアー「YES MY JOY」(34ヶ所45公演、10万人以上動員)を開催。8月の「LIFE」は「GLAMOROUS SKY」以来の10万枚超えとなりました。12月には「サントリー1万人の第九」にゲスト出演。2008年は森三中とのユニット「MICA 3 CHU」で「I DON'T KNOW」を発売し、ドラマ『流星の絆』に出演、挿入歌「ORION」とアルバム『VOICE』(オリコン1位)をリリースしました。2009年にはKATEタイアップ曲集『NO MORE RULES.』(5万枚限定、即日完売)を発売し、「TRUST OUR VOICE 2009」ツアー(36公演、10万人動員)を行いました。
2010年〜2014年
2010年にドラマ『うぬぼれ刑事』に出演し、「一番綺麗な私を」がUSEN総合チャート史上初の6週連続1位、年間J-POP総合1位となりました。映画『バイオハザードIV アフターライフ』にも出演。10月、両側耳管開放症の悪化により活動休止を発表し、デビュー10周年記念ライブを中止しました。2011年4月に「Dear」で活動を再開し、ツアー「THE ONLY STAR」で本格復帰。2012年にはMV集『GREATEST LOTUS』をリリース、『バイオハザードV リトリビューション』に出演し、3年ぶりに紅白へ復帰しました。 2013年1月のアルバム『REAL』は4年2ヶ月ぶりにオリコン週間1位となり、韓国の主要チャートでも1位を記録、台湾でも先行シングル「初恋」が1位となりました。5月には中島みゆきのツアー最終公演にゲスト出演し、提供曲「愛詞」をデュエット。全国ツアー「LIVE IS "REAL" 2013」(26公演)を行い、9月には『怪盗グルーのミニオン危機一発』で声優に初挑戦しました。2014年3月に初のカバーアルバム『ずっと好きだった〜ALL MY COVERS〜』、6月に加藤ミリヤとのコラボ曲「Fighter」を発表し、ブラジルのFIFA Fan Festで約10万人の前で披露しました。11月にはベスト・アルバム『DEARS』『TEARS』を同時発売し、12月にバレーボール選手の清水邦広との結婚を発表しました。
2015年以降
2015年はベスト・アルバムのツアーを開催し、ポエトリーリーディング作品『RELAXIN'』を発売、ドラマ『表参道高校合唱部!』で5年ぶりに俳優復帰しました。11月には新プロジェクト「MIKA RANMARU」を始動。2016年は『OFFICIAL BOOTLEG LIVE at SHINJUKU LOFT』『MIKA NAKASHIMA TRIBUTE』『MTV Unplugged』を3ヶ月連続でリリースし、初の全国アコースティックツアーやROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016に出演、デビュー15周年に自叙伝ブック『あまのじゃく』を発売しました。
音楽性
『TRUE』ではジャズと現代的なポップスを織り交ぜた大人びたサウンドを聴かせ、切ないバラードで支持を集めました。2006年頃からは売り上げにとらわれず自身の求める音楽を追求し、ゴスペルの影響が強い「CRY NO MORE」なども手がけています。「雪の華」は韓国で朴孝信(パク・ヒョシン)がカバーするなど、多くの韓国人歌手が彼女の楽曲をカバーしています。