概要
My Little Lover
概要
My Little Lover(マイ・リトル・ラバー、略称「マイラバ」)は、日本の音楽ユニットです。以前は小林武史、藤井謙二が所属していましたが、現在はボーカルakkoのソロプロジェクトとして活動しています。現在の所属レコード会社はトイズファクトリーです。1995年の「Hello, Again 〜昔からある場所〜」は180万枚を超える大ヒットとなり、1stアルバム『evergreen』は約280万枚を売り上げました。
メンバー
- akko:ボーカル。1973年1月10日、東京都出身、神奈川県伊勢原市で育ちました。本名は赤松亜希子。結成時から在籍する唯一のメンバーです。中学から高校にかけて新体操に打ち込みましたが、怪我や才能の限界から断念し、5歳から習っていたピアノを活かして国立音楽大学へ進学しました。
- 小林武史:キーボード。1959年6月7日、山形県出身。1stアルバム『evergreen』からメンバーに加入し、ほぼ全ての作詞作曲・編曲を手がけた音楽プロデューサーです。2006年に脱退後も楽曲提供、アレンジ、プロデュースを続けており、所属事務所・烏龍舎の社長でもあります。
- 藤井謙二:ギター。1969年3月8日、広島県出身。2002年に脱退し、現在はThe Birthdayにフジイケンジ名義で在籍しています。
来歴
デビューと大ヒット(1995〜1996年)
小林武史が、知人の紹介で関心を持ったakkoと、かねてよりデビューさせたかったギタリスト藤井謙二の2人をプロデュースする形で、1995年5月1日に「Man & Woman/My Painting」でデビューしました。同曲(最高位7位)と「白いカイト」(最高位11位)はいずれも50万枚を超えました。同年8月にはドラマ主題歌「Hello, Again 〜昔からある場所〜」が180万枚を超える大ヒットとなり、トップミュージシャンとして認知されます。12月5日に1stアルバム『evergreen』を発表し、この時から小林がキーボードメンバーとして正式加入、3人体制となりました。初期シングルの作詞クレジット「KATE」は「Kenji Akko Takeshi Ensemble」の意味です。
1996年にakkoと小林が結婚を発表し、出産のため活動を休止しました。その後も『ALICE』(1996年4月、100万枚超)、『NOW AND THEN 〜失われた時を求めて〜』、『YES 〜free flower〜』を発表しました。
1997〜1998年
1997年は『ANIMAL LIFE』(MY LITTLE LOVER featuring AKKO名義)で活動を再開し、『Shuffle』、『Private eyes』(初の12cmシングル)、1998年『空の下で』と続きました。1998年3月に2ndアルバム『PRESENTS』、5月にドラマ「WITH LOVE」主題歌『DESTINY』(50万枚超)、7月『CRAZY LOVE/Days』、9月に3rdアルバム『NEW ADVENTURE』(80万枚)、12月にコンセプトアルバム『The Waters』をリリースしました。その後再び活動を休止します。
ニューヨーク移住と体制の変化(1999〜2006年)
小林夫妻はニューヨークへ移住して現地に録音スタジオを作り、akkoは次女を出産しました。2年半以上の沈黙を経て、2001年2月に『shooting star 〜シューティングスター〜』、4月に『日傘 〜japanese beauty〜』、5月に4thアルバム『Topics』を発売しましたが、売上は10万枚に届きませんでした。2002年に藤井が脱退して2人体制となり、9月に『Survival』を発売。2003年には初の全国ツアーを行い、「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2003」にも出演しました。2004年にはシングル曲を含まない書き下ろしアルバム『FANTASY』と、映画主題歌「深呼吸の必要」を収録したシングル『風と空のキリム』を発売しました。
akkoのソロプロジェクトへ(2006〜2009年)
2006年7月に小林が脱退し、avex traxへ移籍。表記もMY LITTLE LOVERからMy Little Loverへ改め、akkoのソロプロジェクトとなりました。11月にシングル『り・ぼん』、12月にアルバム『akko』を発売しました。2007年にはシングル『あふれる』を発表し、5月から全国ツアーを開催。2008年1月に小林とakkoの離婚が発表され、同年『ラビリンス』『イニシャル』を経て、5月1日に一夜限りのアニバーサリーライブを行い、7thアルバム『アイデンティティー』を発売しました。7月にはap bank fes '08に初出演し、HIGHER GROUND 2008、SETSTOCK'08、a-nationにも出演。iTunes Store限定のアコースティックアルバム『acoakko』はストア内ランキング1位を獲得しました。2009年には烏龍舎のレーベルOORONG RECORDSから『音のない世界/時のベル』を発売し、オリコン週間8位、『DESTINY』以来約10年ぶりのトップ10入りを果たしました。11月に8thアルバム『そらのしるし』を発売しました。
15周年、20周年、30周年
2010年はデビュー15周年で、愛知・大阪・東京でツアーを開催。4月に『MY LITTLE LOVER×kitson ハーモニー』、5月にベストアルバム『Best Collection』を発売しました。2015年にトイズファクトリーへ移籍し、2枚組アルバム『re:evergreen』を発売。2016年には「20th ANNIVERSARY LIVE 〜acoakko & evergreen〜」を開催しました。2026年5月にビルボードライブ大阪、6月にビルボードライブ東京で、デビュー30周年記念ライブ「My Little Lover ☆ acoakko live, Awaiting Summer」を開催しました。
音楽性
楽曲は小林武史がほぼ全て作詞・作曲・編曲を担当し、アルバムごとに様々なスタイルを提示しました。女性ボーカルと男性ギタリストという組み合わせは斬新と評され、akkoの透明感のある声が魅力で、多くの楽曲でオーバーダビングによる録音が行われています。