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Remioromen

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概要

レミオロメン

概要

レミオロメン(Remioromen)は、2000年に結成された日本のスリーピースロックバンドです。メンバーは藤巻亮太(ボーカル・ギター)、前田啓介(ベース)、神宮司治(ドラム)で、略称は「レミオ」です。2012年2月1日にバンド活動の休止が公式発表され、2025年に活動を再開しました。

バンド名はメンバーでジャンケンをし、勝った順に1文字、2文字、3文字を選んでつなげたものです。藤巻はレディオヘッドから「レ」、神宮司は当時の彼女の名前と自分の名前の頭文字から「ミオ」、前田は路面電車から「ロメン」を取りました。

3人とも山梨県出身で、2005年12月から3年間、山梨県の観光大使を務めました。藤巻は2018年5月31日をもって烏龍舎を離れました。

略歴

アマチュア時代

3人は山梨県東八代郡御坂町(現笛吹市)出身の小・中・高の同級生です。高校ではブラスバンド部に所属していましたが、バンド活動に専念するため退部しました。2000年12月、藤巻が東京でスタジオミュージシャンをしていた前田に相談して音楽活動を決意し、神宮司をドラムに誘ってバンドが始動しました。2001年からは藤巻が通う大学のある群馬県前橋市を拠点に、群馬と下北沢のライブハウスを行き来しました。

2002年3月に藤巻が大学を卒業すると、3人は「8月までに結果が出なければ解散」と決めて山梨に戻り、空家だった地元神社の母屋を借りてスタジオに改装し、約1年間練習と作曲に励みました。この時期は「神社時代」と呼ばれ、最初に作った曲は「まめ電球」、『フェスタ』の多くの曲もここで生まれました。

デビューとブレイク(2003~2005年)

  • 2003年3月12日:DAIZAWA RECORDSよりミニアルバム『フェスタ』でインディーズデビュー。
  • 4月20日:神社を清掃し、拠点を東京へ移す。
  • 5月21日:1stシングル『雨上がり』をリリース。
  • 6月:烏龍舎・SPEEDSTAR RECORDSとの契約を発表。
  • 8月3日:ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2003に初出演し、最終日LAKE STAGEのトップバッターを務める。
  • 8月20日:シングル『電話』でビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。
  • 11月19日:メジャー初のアルバム『朝顔』を発売。
  • 11月25日:SHIBUYA-AXで初のワンマンライブ。

2004年3月9日にシングル『3月9日』を発売し、母校の御坂中学校体育館でライブを行いました。この曲は3人の共通の友人の結婚を祝う曲です。5月には『アカシア』を発売しました。

2005年は1月『モラトリアム』、2月『南風』、3月9日にアルバム『ether[エーテル]』を3か月連続でリリースし、同日に日本武道館で『3月9日武道館ライブ』を開催して超満員となりました。5~6月には全国ツアー「TOUR 2005 "ether trip"」を実施。10月『蒼の世界』(初のCMソング、オリコン週間初登場2位)、11月『粉雪』(ドラマ『1リットルの涙』挿入歌、最高2位)を発売しました。『粉雪』は自己最高のセールスとなり新たなファン層を開拓、『3月9日』も同ドラマで合唱曲に使われて再びチャートインしました。「粉雪」の着うたダウンロードは12月に100万件を超えました。

飛躍の時期(2006~2008年)

2006年3月、映画『子ぎつねヘレン』主題歌『太陽の下』を発売(オリコン初登場2位)。5月17日にアルバム『HORIZON』を発売し、オリコン週間アルバムチャート初登場1位、以後3週連続1位となりました。8月12日には山梨県甲斐市の日本航空学園の滑走路で「日本初の滑走路ライブ」『SUMMER LIVE "STAND BY ME"』を開催し、約3万人を動員。11月1日に初のライブアルバム『Flash and Gleam』を発売し、11月から12月にかけて初のアリーナツアー『TOUR 2006 "ISLAND OVER THE HORIZON"』を行いました。MTV Video Music Awards Japan 2006では「粉雪」のミュージックビデオが最優秀ポップ・ビデオ賞を受賞しました。

2007年は3月に両A面シングル『3月9日/パラダイム』(キットカットCDパック、50万枚限定)、『茜空』、ライブDVDを発売。5月に『蛍/RUN』、8月にROCK IN JAPAN FESTIVAL 2007出演、10月に日比谷野外音楽堂でフリーライブ、12月に『Wonderful & Beautiful』を発売しました。

2008年7月に『もっと遠くへ』(オリコン6位)、10月29日に4thアルバム『風のクロマ』を発売。冒頭曲「翼」は映画『メジャー 友情の一球』のエンディングテーマに起用されました。

2009~2012年

2009年、レーベルを烏龍舎とエイベックスの合弁会社OORONG RECORDSへ移籍し、1月7日に『夢の蕾』を発売。1月23日からホール・アリーナ計24公演の「TOUR 2009 "風のクロマ"」を実施し、3月9日に初のベストアルバム『レミオベスト』を発売しました。その後『Starting Over』『恋の予感から』(2009年)、『立つんだジョー』(2010年)を発売し、デジタルシングル『Sakura』(2009年)、『花鳥風月』(2010年)、『Your Song』(2011年)、2010年3月にアルバム『花鳥風月』を発表しました。映画『Dear Wendy』日本語版の主題歌は「午後の低気圧」です。

2011年を最後に活動が止まり、藤巻のソロ活動が発表される中、2012年2月1日にバンドの活動休止が公式に発表されました。藤巻は2012年10月17日にソロアルバム『オオカミ青年』でデビューしました。

休止中の動向と再始動

2009年のOORONG RECORDS移籍時に全アルバムが再発されましたが、休止中にレーベルが消滅したため、メジャーデビュー以降の作品は廃盤となりました。音楽配信は2014年頃からSPEEDSTAR RECORDSに権利が戻って行われ、2019年の全曲サブスクリプション解禁時に権利はOORONG-SHA名義へ移行しました。

2025年9月27日にX、Instagram、TikTokを開設し、11月29日からカウントダウン動画を毎日更新。結成25周年記念日の12月6日に活動再開を発表し、2026年3月9日から15年ぶりの全国ツアーを開催することを明らかにしました。

音楽性

初期はスリーピースの形でしたが、2005年の『南風』以降は他の楽器を加えた楽曲も多く、ライブでもキーボードやサポートギターが加わって様々な曲調を演奏します。キャッチーなフックを持つ穏やかなポップ/ロックが基本で、オリコン週間シングル1位はないものの、作品は長くチャートに残り高いセールスを記録しました。