
概要
高橋洋子
概要
高橋洋子(たかはし ようこ、1966年8月28日 - )は、東京都出身の日本の女性歌手です。『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニングテーマ「残酷な天使のテーゼ」で広く知られ、1990年代からアニメ主題歌を中心に活動してきました。同曲はゴールド・プラチナ認定を受け、アニメ音楽で最も影響力のある楽曲の一つとしてたびたび挙げられています。2026年3月25日にはオリコン週間ストリーミングランキングで累積再生数1億回を突破し、同年5月1日にはオリコン週間カラオケランキングで通算1000週目のランクインを達成。スピッツ「チェリー」、一青窈「ハナミズキ」、モンゴル800「小さな恋のうた」に続く史上4作目の記録となりました。
経歴
生い立ち
2歳ごろから父親にピアノを習い、小学生時代には滝野川少年少女合唱団に所属。10歳で手塚治虫作品のイメージアルバムに参加しました。高校時代はバンドを組み、洗足学園音楽大学に進学して軽音楽サークルで活動、オペラ歌手を目指していましたが、後に中退しています。弟は作曲家のたかはしごう、その妻の松野有里巳は義妹にあたり、ボイストレーナーの姉と兄もいます。両親は福島県いわき市出身で、父方の祖父は宮大工でした。
バックコーラス時代
1985年、駒澤大学軽音楽サークルのメンバーらと「ヤウパワー」を結成。1986年、キティレコード主催の「第1回CSPC」で入賞しました。これをきっかけに1987年、久保田利伸の『GROOVIN'』ツアーのバックコーラスオーディションに参加し、約50人の中から選ばれてコーラスグループ「LOVE MACHINE」のメンバーとなります。以降、松任谷由実、斉藤由貴、Winkらのコンサートでバックコーラスを務め、スタジオミュージシャンとしてCMソングやサウンドトラックのボーカルも担当しました。
デビュー
1991年、「P.S. I miss you」でバラードシンガーとしてソロデビュー。2か月前にシングル「おかえり」を発売しており、現在は「おかえり」を初のソロCD、「P.S. I miss you」を本格的なソロ・デビュー作としています。1992年には「もう一度逢いたくて」で第34回日本レコード大賞新人賞、「P.S. I miss you」で第25回日本有線大賞新人賞を受賞。同年、初のアルバム『Pizzicato』をリリースしオリコン週間28位を記録し、その後『九月の卒業』『私を見つけて』などを発表しました。また、YAWMIN名義でTVアニメ『らんま1/2』の楽曲を、YAUMIN名義でOVA『万能文化猫娘』のイメージソングを歌っています。
エヴァンゲリオンで大ヒット
1995年3月~6月、音楽留学のためロサンゼルスへ渡り、帰国後に『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディングテーマ「Fly Me to the Moon」カバー企画への参加が決定。さらにキングレコードの大月俊倫の提案でオープニングテーマ「残酷な天使のテーゼ」のボーカルを担当し、2年後には劇場版『シト新生』の主題歌を歌いました。「Fly Me to the Moon」はアシッド・ボサ風のバージョンで、『Death and Rebirth』のエンディング「魂のルフラン」も代表曲です。1996年にはアルバム『Living with Joy』を発表。ほかにも『これはゾンビですか?』ではなく『この醜くも美しい世界』のオープニング「Metamorphose」、『灼眼のシャナ』エンディング「夜明け生まれ来る少女」、『パンプキン・シザーズ』オープニング「蒼き炎」などを歌っています。
フリーに転身
2000年、所属事務所とレコード会社を辞めて一時的にフリーとなり、その後5年間はケアワーカーとして介護職に従事しました。本人は「芸能界を引退していた期間」としていますが、オファーを受けたテレビ出演、レコーディング、ライブ活動などは行っていました。2003年にはミツカン『金のごまだれ』のCMソングとして小林明子「恋におちて -Fall in love-」の替え歌を担当し、14年後の2017年発売『YOKO SINGS FOREVER』で初めてCD収録されました。
近年の活動
2009年「残酷な天使のテーゼ 2009VERSION」の発売に合わせてキングレコードと契約(レーベルはスターチャイルド→KING AMUSEMENT CREATIVE→SONIC BLADE)。専属ではなく業務提携の形です。2015年6月のKING SUPER LIVEにオープニングで出演、7月にはロサンゼルスのアニメ・エキスポ2015の最終日を締めくくりました。2016年7〜8月には『ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー』に竜の女王役で参加。2019年に『ももいろ歌合戦』へ初出場し、2020年には高橋竜子名義でTVアニメ『ギャルと恐竜』のエンディングテーマを担当しました。2021年には『第72回NHK紅白歌合戦』に特別企画で初出場。2022年には『踊る!さんま御殿!!』に出演し、2024年6月30日には『NHKのど自慢』にゲスト出演して「残酷な天使のテーゼ」を歌唱、2025年1月には『クイズ!国民一斉調査』で1位曲をスタジオで歌いました。韓国では2025年にTV朝鮮『ミスタートロット3』に出演(韓国バラエティ初出演)、同年「エヴァンゲリオン・ウィンド・シンフォニー2025 in Seoul」に参加し、2026年にはTV朝鮮『金タル金曜日』にゲスト出演しています。
主なリリース
2013年「暫し空に祈りて」、2015年「真実の黙示録」とアルバム『20th century Boys & Girls II』、2017年「Welcome to the stage!」、2018年「残酷な天使のテーゼ/魂のルフラン」、2019年「EVANGELION EXTREME」、2020年「EVANGELION FINALLY」、2021年「Final Call」、2022年「Teardrops of hope」、2023年アルバム『EVANGELION ETERNALLY』などを発表。2021年には著書『「残酷な天使のテーゼ」「魂のルフラン」をだれよりも上手に歌えるようになる本』も刊行しました。
音楽性
バラードシンガーとして出発し、アニメ主題歌を軸に活躍の場を広げました。ポップスからアシッド・ボサ風のアレンジまで幅広く歌いこなし、「残酷な天使のテーゼ」は多数のバージョンでリミックス・再発売され、いずれも商業的成功を収めています。バックコーラスやスタジオボーカルで培った豊かな歌唱力が持ち味です。
ディスコグラフィー

EVANGELION ETERNALLY
8 tracks

Teardrops of hope
2 tracks

Final Call
2 tracks

鷺巣詩郎 what if? 高橋洋子ver. 通常版
1 tracks

にゃん酷なにゃんこのテーゼ
1 tracks

A cruel angel's thesis (Instrumental)
1 tracks

EVANGELION FINALLY
3 tracks

アンコ椿は恋の花
1 tracks

残酷な天使のテーゼ MATSURI SPIRIT
2 tracks

EVANGELION EXTREME
5 tracks
